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皆の意識で達成した棚卸ロス「ゼロ」~もっともっと大賞より~

  • 投稿日:2017/5/31
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「もっともっと大賞」とは
ワンスアラウンドには、各店舗の現場メンバーが日々の業務をもっと良くする為の「改善」や接客時の「気づき」などを積極的に提案&共有し皆で高め合っていく仕組みがあります。この仕組みは、「もっともっと」と社内で呼ばれ、各店で継続している取り組みを本部含めた全社で共有し、月毎に「もっともっと大賞」としてゴールド、シルバー、ブロンズ賞を選出し、その好事例を毎月発行される社内報「もっともっとタイムス」で発表しています。また、実際の店舗での取り組みを全社で共有しながら、コンサルタントチームや研修講師はクライアント様の悩みを理解し、今必要な「ソリューション」のご提案に活かしています。このコラムでは選出された賞の中から、当社らしさを感じていただける取り組みやエピソードをご紹介しています。

★店メンバーからの声
(ストックの在庫管理をチームの中心となり行うストックリーダーより)
棚卸しロス「0」という初めての結果を出せて、今回とても嬉しかったです。
常日頃の正確な検品はもちろん、タグが外れてしまうこともあるので、ストック時の畳み方に気をつけ、外れていたタグは元の商品につける、在庫をPCでも確認するなど、その都度きちんと対応することが大切だと改めて思いました。
一人だけが気をつけていても「0」という数字は出せません。
皆が常に意識することが良い成果を出せたのだと思います。
当たり前のことかもしれませんが、これからも気を抜かず行いたいです。

<提案の背景>
メーカー倉庫からの出庫時の伝票に実際と違う記載がされていることがあり、データ上の数値と実在庫の差が大きく出てしまうことが継続して発生していました。
そこで、全ての伝票差異の履歴をつけ、記録をしていくようにしました。
その結果、2016年度の1年間で52回、商品と伝票が一致せず、伝票訂正依頼をしました。もし間違えた検品をしてしまうと全て棚卸しロスになってしまう状況でした。

<提案の実行>
ロスを0にするために、以下の3点を皆で取り組みました。

1、検品時のルールを決める(検品時の確認項目、伝票訂正がある場合の一連の流れを全員が理解し、やり方を統一する)。
2、伝票と商品が一致しなかった場合、必ず発生した内容とそれに対する検品時の対策を考え、皆で共有をする。
3、万引き防止のために、店頭では入口が見える位置で接客を行い、お客様入店の際はお客様の目を見て挨拶をする、お客様に背を向けない。

主に上記3点を軸に取り組みを行ってきました。

<実行後の変化>
3ヶ月に1回実施している棚卸しで、2017年1月の棚卸しはオープン以来、初めてロス0にすることが出来ました‼
2016年度通しての棚卸し結果は、ロス金額62千円、ロス率0.06%で、(前年はロス金額98千円、ロス率0.09%)、ロスを削減することができ、商品管理の精度を上げることができました。
引き続き、棚卸しロス0、商品管理の精度UPに向けて、取り組みを継続して行っていきます。

<ここがポイント!>
・ロス0になるまで時間はかかったが、継続してやり 続けたことが、今回の棚卸しロス0につながった
・今までの事例から対策を考え、皆で共有して、皆で実行することが結果につながった
・なぜこの取り組みを行うのか全員が理解した上で行うこと、事例から学び対策を立てて全員で実行することが、とても大切

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