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身近なスタッフへの気付きレベルUpが、お客様からの「ありがとう」に繫がっていく!

  • 投稿日:2017/9/30
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「もっともっと大賞」とは

ワンスアラウンドには、各店舗の現場メンバーが日々の業務をもっと良くする為の「改善」や接客時の「気づき」などを積極的に提案&共有し皆で高め合っていく仕組みがあります。この仕組みは、「もっともっと」と社内で呼ばれ、各店で継続している取り組みを本部含めた全社で共有し、月毎に「もっともっと大賞」としてゴールド、シルバー、ブロンズ賞を選出し、その好事例を毎月発行される社内報「もっともっとタイムス」で発表しています。また、実際の店舗での取り組みを全社で共有しながら、コンサルタントチームや研修講師はクライアント様の悩みを理解し、今必要な「ソリューション」のご提案に活かしています。このコラムでは選出された賞の中から、当社らしさを感じていただける取り組みやエピソードをご紹介しています。

~今回のもっともっとは、ワンスアラウンドの店舗内で実施している『ありがとう もっともっと』 をご紹介します~

★店メンバーからの声
当たり前に準備してある備品や、いつもセッティングされているラッピング用の小物たち。忙しい時も補充がしっかりしてあると、お客様をお待たせしませんし、スムーズにお会計業務が行えます。
いつも誰かがやってくれてありがとうございます。
自分ももっと気づく力を高めていきます。

<提案の背景>
ワンスアラウンドでは、「もっともっと」という改善提案を、店メンバー全員に促しています。
そんな文化の中、入社3年目で異動してきたばかりのSさんが、店会議で「仲間にもありがとうの感謝の気持ちを伝えたらどうか?」という提案をし、メンバーのモチベーションアップになるのではないかと、取組をスタートすることになりました。
一緒に働いている一番身近にいるスタッフが、日頃なにげなくやっていることなどに目を向けて、気づきのレベルアップにつなげ、感謝の気持ちを伝える取り組みです。

<提案の実行>
毎月スタッフが1枚もっともっとメモに記入して、提出する形にしました。
提案者Sさんの熱意に動かされた店長から、そのメモをポイント制にして四半期で一番多くポイントを獲得した人にご褒美を出そうという提案が!

今回、Sさんが出したメモの備品の準備や補充をしてくれているのは、ほぼWさんでした。
このメモが出たことで、“いつも当たり前にあること、当たり前に使っている物が、誰かの手によって準備されている”ということに、店スタッフ全員が改めて実感させられました。

お客様からの「ありがとう」をいただけるレベルにするために、事前準備や、感動を仕掛けていくことも重要ですが、同時に、一緒に働いているスタッフが、お互いの行動を理解し、感謝し続けた先には、きっとお客様に何か伝わるものがあるのではないかと考えたのです。

<実行後の変化>
この取り組みを始めてから、スタッフ同士が、お互いを良く観察したり、相手を見る行動が増えました。(毎月1枚何か、「ありがとう」を提出しなきゃ!という意識がそうさせているのではとの店長分析(笑))
もともとスタッフ間の雰囲気は良い店舗ですが、それがますます活性化されました。
例えば、ぞうきんを洗う時間がもったいないからと、家で洗ってきてくれるスタッフが現れたり、早番が人数が少ないからと、遅番スタッフが掃除用のクイックルワイパーのシートを新しいものに取り換えてから退出したり・・・・。ひとつひとつは小さなことですが、店運営の流れがとてもスムーズになってきました。
まだ取り組んで半年の「ありがとう もっともっと」。
今後の変化が楽しみです。

<ここがポイント!>
・若手からの提案に賛同して、ベテランまで巻き込んだ取り組みになった。また提案者の意志が伝わり、店長も何かしてあげたい!と、高ポイント者のスタッフには店長からご褒美♪の提案をするまでに。
・小さなスタッフ間への感謝の気づきが、多く生まれるようになり、店の雰囲気がもっと良くなり、運営が更にスムーズになりました。

 

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