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ハッピーエピソード

「ママたちのパワーが炸裂!」 ー今年の社員表彰~YearConventionー

ワンスアラウンド株式会社

取締役 佐藤 梨枝子

佐藤 梨枝子

現場マガジン 【vol.197】


「ママたちのパワーが炸裂!」
ー今年の社員表彰~YearConventionー

先日、2024年度の社員年間表彰式典(Year Convention)が今年も盛大に行われました。
毎年、その報告を現場マガジンでご紹介しておりますが、その年ごとに様々な変化が現れてきます。

弊社ではリテイル事業をスタート以来、アパレルブランドを中心に店舗運営代行を行って参りましたが、ここ数年は、ファストファッションや飲食業の代行も始めており、新業態の取り組みと成果の事例は大変勉強になるものばかりでした。

新たな業種に取り組んだこともあり、今年度の表彰では学生アルバイトさんと主婦パートさんの活躍が特に印象に残りました。
社員はもちろんのことですが、時短勤務でありながら、様々な分野で会社に貢献してくださったことに本当に感謝致します。

今回はその中でママたちが大活躍した事例の一部をご紹介したいと思います。
このハッピーエピソードでご紹介している内容はショップスタッフから社内コミュニケーションアプリに投稿されたものをご紹介しています。

※弊社で実施しているハッピーレポート施策について

【社内コミュニケーションアプリ】
~お客様からのありがとう~で被災地に寄付をしよう!~

今から14年前の東日本大震災の時に始めた
【ハッピーレポート】ですが、きっかけは未曽有の大震災で恐怖に怯えていた頃、安否を確認するためにお店を訪ねてくださった顧客様との再会や、不安を解消したくてご来店されるお客様との会話に、たくさんのエピソードが生まれたことでした。
何とか東北に行ってボランティアで支援したいというスタッフも多く、それならば皆が良い接客をしてお客様から感謝された「ありがとう」を1件ごとに単価を決めて、皆様の代わりに会社が被災地に寄付をするという企画が生まれました。
コロナ禍後は、被災地支援から「いのちの電話」に支援先を変更して今も続けています。
また、売上高のみでスタッフを評価するのではなく、お客様に喜んで頂けるサービスが出来るスタッフも評価しようと【ハッピーマイスター】という資格制度を作り、モチベーションアップにも繋げています。


それではそのハッピーエピソードに関わった事例をご紹介します。

ママたちで結成した【サービスプロジェクト】

新業態のファストファッションブランドでは、低価格で高機能のアイテムを販売しているため、なかなか深い接客をする機会が無く、ハッピーエピソードの投稿が殆どありませんでした。


そこでグループマネージャーが
「この業態ならではのお客様への販売スタイルを構築するために、皆で接客の好事例を共有しよう!」ということで、若手社員を中心に【サービスプロジェクト】を立ち上げました。


月に1回のミーティングを重ねて色々と策を立てるものの、スタッフたちに浸透させることがなかなか上手くいきませんでした。
アルバイトスタッフが中心の業態ですから、どうしても社員に業務が集中してしまうことも原因の一つでした。


そこでグループマネージャーは考えました。
「待てよ。自グループの主婦さんたちの多くが独身時代に、バリバリのキャリアを持っている人たち。しかもママなのでスタッフへの面倒見もよく、常にコミュニケーションの中心にいるなぁ」と閃き、各店から1名ずつ指名をすると、皆さん、快く承諾してくださいました。


そこから快進撃が始まります。
ママさんたちの目標達成に向けた行動力がズバリ成果に繋がり、自グループの投稿では、たくさんの好事例が投稿されるようになりました。



以下は今回の表彰式で
「お客様からのありがとう賞」を受賞した内容です。

介護用の洋服はありますか?とお声掛けいただきました。 お客様のお話を伺うと 奥様の介護をしていて、その奥様に着せる洋服を探しているとのことでした。 被るのは難しく、シャツのようなボタンタイプでポケットがついているものをご希望でした。 ご案内したところ 「こういうの探してたんだよ!」とお気に召していただけた様で色違いで3点決めていただきました。


お客様が 「病院行くのも歩けないからタクシー移動ばかりで大変」 「妻は荷物も持てないから大変」とお話しされていたので 「雨の日、タクシーと病院の移動のときは傘はさせますか?」と伺ったところ 「自分は荷物もあるし、妻を支えなけらばならないから傘は使えないよ!」とのことだったので 「撥水や防水の羽織物もありますよ! 濡れてもタオルで拭くだけなので便利ですよ!」とお見せしたところ 「これもいいね!」と一緒にご購入いただきました。


お客様の日々の介護の大変さに共感して、少しでも負担を減らす提案をしたことをすごく喜んでいただけました。

【宝物は足元にある!】

こうした接客時のひと言や、お望みの商品が品切れしていた際の代替提案の好事例などをママさんたちが中心となってグループ内で共有し顧客満足向上に貢献してくださいました!

ママさんたちのパワーは凄い!
宝物は足元にあった好事例でした!




最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも現場から届いたお客様の「ありがとう」を
ご紹介してまいります。

佐藤 梨枝子
佐藤 梨枝子
ワンスアラウンド株式会社 取締役

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