
スタッフの行動を劇的に変える方法
新しい形の「勉強会」が成果を上げる
自ら楽しむことこそ、ウィズコロナの時代に必要なリーダーシップだ。前回はそんなお話をさせて頂きました。
そこで今回は「楽しい」をどのようにして作り、どのように成果に繋げるのか、実際に現場で起きた事例をもとにお伝えしたいと思います。
スタッフの「好き」を形にする
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体験がスタッフの行動を変える
勉強会で私がスタッフに知ってほしかったのは、そのレーベルが持つ空気感だったのです。 雰囲気と言い換えてもよいですが、こういった感覚的なことほど伝えるのが難しいことはありません。
しかし、ディレクターの人柄や趣味嗜好、ファッションに対するスタンスといった内面的な部分に触れることで、 「だからこのレーベルの商品はこういう感じなんだ」ということと、 「だから自分はこの感じが好きなんだ」ということをスタッフが肌で感じて理解することが出来たのです。 スタッフがもともと持っていた商品の表層的な知識が、空気感を理解したことで中身のある知識に変わったのです。
体験が、彼らの行動を変え、成果に結びつけてくれたのです。
スタッフが楽しいと感じてくれる環境と機会を作った。
今回、私がしたことはそれだけです。しかし、それだけでスタッフは自走し、成果に繋げてくれるのです。 こういったことは店長の醍醐味でもあります。そして、 ウィズコロナの時代だからこそ、体験をマネジメントしていくことが必要だと思います。
また、明日もスタッフと、売場と、向き合いたいと思います。